飲み忘れ時の対応(リセドロン酸)
【2.5mg(1日1回)】2飲み忘れに気づいたとき、まだ何も飲食していなければその日のうちに服用し、すでに飲食していればその日は飲まず翌日の起床時に1回分を服用。 【17.5mg(週1回)】同様の考え方で、飲み忘れに気づいたときにまだ何も飲食していなければできるだけ早く服用し、飲食後ならその日は飲まず翌日起床時に1回分を服用。その後はもともとの曜日に戻す。 【75mg(月1回)】週1回製剤と同様の考え方。次の服用予定日が 1 週間以内のときは今回の分はのまずに、次の服用予定日にのんでください。 いずれも、1回に2錠分をまとめては飲まない。
【基本の考え方】まだ何も飲食していなければ、気づいた時点でできるだけ早く1回分を服用する。すでに何か飲食してしまった場合は、その日は飲まず、翌日の起床時に1回分だけ服用する。その後は、週1回・月1回製剤ならもともと決めていた曜日・日に戻してよい。どの剤形でも、1日で2錠以上を服用しないこと。判断に迷う場合は薬剤師・主治医に確認する。
リセドロン酸を飲み忘れたら
まず、薬を確認する
このページの対応は、リセドロン酸2.5mgを毎日1回、17.5mgを週1回、または75mgを月1回服用している場合(アクトネル錠・ベネット錠など)を対象とする。飲み忘れの対応は服用間隔によって異なるため、まず自分がどの剤形かを確認する。
2.5mg(毎日1回)を忘れたとき
その日にまだ食事・水以外の飲み物・他の薬をとっていなければ、気づいた時点でできるだけ早く1回分を服用する
すでに食事や他の薬をとったあとなら、その日は飲み忘れた分を飲まず、翌日の起床時に1回分を服用する
服用の際は、起床時に水約180mLとともに服用し、少なくとも30分は横にならず、飲食やほかの薬を避ける
17.5mg(週1回)を忘れたとき
その日にまだ食事・水以外の飲み物・他の薬をとっていなければ、気づいた時点でできるだけ早く1回分を服用する
すでに食事や他の薬をとったあとなら、その日は飲まず、翌日の起床時に1回分を服用する
その後は、もともと決めていた曜日に戻す
アクトネル錠17.5mgの電子添文(7.2)では「本剤の服用を忘れた場合は、翌日に1錠服用し、その後はあらかじめ定めた曜日に服用すること。なお、1日に2錠服用しないこと。」とされている。患者向けくすりのしおりでは、上記のように飲食の有無による分岐が示されている。
75mg(月1回)を忘れたとき
次の服用予定日まで1週間以上あるとき:気づいた時点でできるだけ早く1回分を服用し、その後はもともとの服用予定日に戻す
次の服用予定日が1週間以内のとき:今回の分は飲まず、次の服用予定日に1回分を服用する
どちらの場合も、飲み忘れたことを医師に伝える
アクトネル錠75mgの患者向け指導箋では「次の服用予定日が1週間以内のときは今回の分はのまずに、次の服用予定日にのんでください」、また「その旨を医師に伝えるように」とされている。
どの剤形も、2回分を一度に飲まない。
具体例
2.5mgを毎日服用していて、朝に飲み忘れて夜に気づいた場合(すでに食事をとっている)
その日:飲まない → 翌日の起床時:いつもどおり1錠 → その後も毎日継続
毎週月曜日に17.5mgを飲んでいる場合
月曜:忘れた → 火曜の朝:1錠 → 次の月曜:いつもの1錠
毎月1日に75mgを飲んでいて、10日に飲み忘れに気づいた場合(次回は来月1日)
次の服用予定日まで1週間以上 → 気づいたときにできるだけ早く1錠 → 次回は予定通り来月1日
間違えて多く飲んだ・連日飲んだ場合
通常の「飲み忘れ」とは別の対応が必要になる。追加服用せず、服用した量・日時が分かるようにして、医療機関または薬剤師へ相談する。
服薬支援で確認したいこと
どの剤形(2.5mg/17.5mg/75mg)を服用しているか
本来の服用曜日・日(週1回・月1回製剤の場合)
最後に服用した日時、次回の服用予定日
誤って2錠以上服用していないか
曜日・日付管理が負担になっていないか
介護場面では、服用記録やカレンダーなどで実際に服用したか確認できる仕組みを作る。特に月1回製剤は間隔が長いため管理が難しくなりやすい。
基本資料|先発医薬品
アクトネル錠(2.5mg/17.5mg/75mg)電子添文【必須】
ベネット錠(2.5mg/17.5mg/75mg)電子添文【必須】
アクトネル錠17.5mg 患者向医薬品ガイド(くすりのしおり)
ベネット錠75mg 患者向医薬品ガイド
アクトネル錠75mgを服用される方へ(指導箋)
電子添文を基本情報の必須根拠とし、具体的な患者向けの飲み忘れ対応は先発医薬品の患者向医薬品ガイド・指導箋で確認する。75mg製剤の飲み忘れ対応は、アクトネル錠の患者向け指導箋の記載に基づく。
最終資料確認:2026-08-18|状態:レビュー完了・Web公開
医療・介護職向け要点
アクトネル錠17.5mgの電子添文(7.2)では「本剤の服用を忘れた場合は、翌日に1錠服用し、その後はあらかじめ定めた曜日に服用すること。なお、1日に2錠服用しないこと。」と規定されている 同剤の患者向けくすりのしおり(rad-ar)では「飲食前なら直ちに服用、飲食後なら翌日起床時」という分岐付きの説明がなされており、電子添文よりも具体的な患者向け案内となっている。 【75mg(月1回)】患者向け指導せんには、「次の服用予定日が 1 週間以内のときは今回の分はのまずに、次の服用予定日にのんでください」、さらにその旨を医師に伝えるように、とされている。